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ピグマリオンメソッドの6領域「指先能力」


6月に入り、30度を超える日が増えたことでマスクをつけて屋外に出ることに、春先とは違った意味で躊躇するこのごろです。非常事態宣言中は、家庭学習の一環として多くの方からPYGLIシリーズを利用しましたと嬉しいお声を頂き、スタッフ一同とても励みになりました。

さて、今後もより多くの方にPYGLIシリーズの良いところを知って頂きたいという考えのもと、コラムという形で不定期にはなりますが、情報発信をしていくことにしました。
PYGLIでは小学校受験を目的とした問題集などを主に扱っておりますが、まず初めにPYGLIの元になっているピグマリオンメソッドの6領域についてご紹介していきます。

ピグマリオンでは幼児期の能力育成において、下記の人類の発達の歴史に応じて6領域に分けて考えております。

 1.指先能力
 2.空間能力
 3.図形能力
 4.数論理能力
 5.言語能力
 6.社会性

記念すべき初回は、6領域の一番ベースになる「指先調整能力」です。
 

指先は「第2の脳」

皆さんは「指先は第2の脳」という言葉は聞かれたことがあるでしょうか。
「手先が器用な子どもは、頭の回転が早い」などの言葉にあるように指先と脳には深い関係があると考えられており、実際に乳幼児用の知育玩具をみても、指先を使うものは多いです。

そして幼児期の子どもたちを見ていると、指先能力が高い子どもたちには、次のような共通点があります。
 ・集中力がある
 ・丁寧でミスが少ない
 ・作業をしながら、上手くいく方法も考えている
 ・物事を最後まで諦めない
直接的な学力とは違いますが、上記のいずれも学習面の前提条件であることは間違いありません。これは、ピグマリオンメソッドにおいて指先能力を伸ばすことで肉体的自立ができる(自分のことが自分でできる)という考え方とも一致していると言えるでしょう。

※ピグマリオンでの指先能力の育成は、指先だけでなく手首も含めて手全体の育成を指します。


小学校受験でも大切な指先能力

小学校入試では指先調整能力ではなく、「巧緻性」や「制作」といった単元でよく出題されます。特に、女子校では○○○小学校では△△といったように伝統校であればあるほど、定番の問題が出てきます。

近年では、
・筑波大学附属小学校
男子:UFO,マスコット,クマさんの製作
女子:巾着袋,マスコット,お弁当箱の製作

・立教女学院小学校
女の子の傘,カバン,洋服などの模写やぬり絵(巧緻性)

・カリタス小学校
はさみ,のり,クレヨン,ひもを使った製作

などといった風に入試問題で出題されたようです。

また、指先は男子には必要ないかというとそうではありません。
運動などの実技で「ボールつき」や「ボール投げ」では手首が上手く使えないと難しいです。年中,年長のお子様は男女に関係なく一度ボール遊びをしてみましょう。


指先調整能力を育てるために

ピグマリオンでの指先のカリキュラムは、ぬり絵,運筆練習,折り紙,切り絵,絵描き歌などがあります。
ただ、プリントや課題をこなせば指先能力がつくのかというと、そうではありません。
一番大切なことは肉体的自立を促すためにも、きれいな作品を仕上げることでなく、子ども自身が最後までやり切ることです。ぜひ、周りの大人は温かく見守ってあげましょう。そして、最後までできたら褒めてあげてください!!
また、指先能力は知力などのペーパーなどと違ってこれまでの積み重ねです。年長になってからの付け焼刃は利きません。
指先の発達段階は「にぎる⇒つかむ⇒つまむ」のようなステップを踏みます。2歳前後に「つまむ」ができたら、指先能力はグングン発達していきます。まずは、文字・数などよりも指先を育ててあげましょう。



【指先能力を高めるPYGLIシリーズ】




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